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BJORK@幕張メッセ LIVE8 JAPAN 

LIVE8 JAPANの感想です。
イベントのことと、各ライヴのこと(ビョーク)等。

▼行く前▼
元々、7月2日にロンドン、パリ、ベルリン、ローマ、フィラデルフィア、トロントにて、
同時開催されるとなっていたLIVE8
(85年に行われたライヴエイドの現代版で、7月6日のG8首脳会議に
向けて開催されることになったようです)の、
日本版(日本とカナダは急遽決まった)にビョークが出ると聞いて、
見たい!!&急遽決まったライヴのようなので、
もしビョークが綿密に構成されていない生身な感じのライヴだったら
(最近はそうゆうライヴをやってなさそう&今後もなさそう)、
すっごい興味深いなぁと思いつつ。 抽選(ネットで)を申し込みました。

出演者は、
RIZE、McFLY、GoodCharlotte、DREAMS COME TRUE、
Bjork、Def Tech、Do As Infinity
ビョーク以外は…。ドリカムは日本代表ってところでしょうか?

ちなみにビョークは金沢の21世紀美術館で旦那の個展があり、




それで来日していたようです。
当初は金沢でライヴ等という話もあったらしい?

抽選方法は、エキサイトのチケットシステムに登録し、
そこから募金(任意の値段。上限下限なく、値段は抽選に影響しない)した人の中から、
1万人が抽選で選ばれ、1人につき2枚チケットが渡されるという、
わかりにくいシステムで(申し込んだことや送信したことが確認できない)、
随分不親切だなぁと思いました。

直前の30日に当選発表という急な日程
(当選者にメール。そのメールのプリントアウトと身分証で
チケットと引き換えるというシステム)。
申し込みがちゃんとできたのかという初歩的な不安でいっぱいでしたが、
当選メールがきて、ビョークが見られるということで感激。
ビョークを見るのは98年のフジロック以来です
(ちなみにこの時の個人的なベストアクトはビョークとギターウルフ。
どっちも最高でした。頭に焼き付いていてたまに頭の中のビデオで見ます)。

▼当日▼
タイムテーブルや出演順は発表されず(会場にも貼られていなかった)、
ネットで出演時間や出順の噂?が飛び(ラジオで発表された?)、それをあてにしつつ、
客席のシステムが、オールスタンディングでブロック指定、というのが、
どうゆうことなのかわからず、早めに行けば前の方で見られたりするのかな~とか思いながら、
開演時間の2時をちょい過ぎた2時半頃、会場に着きました。

当選メールには、開場時には大変混雑が予想されますので、
早めに来た方がいいですみたいなことが書いてあったのですが、
行ってみると、いったいどこが混雑してるのかってくらい並ぶこともなく、
チケット交換場所の受付へ。

受付で、当選メールのプリントアウトと身分証を渡すと、
スタッフが、予め当選者が書かれた紙と照らし合わせ、
問題がなければチケットが渡されるというシステムでした。
行く前は、メールのプリントアウトなんて偽造できるのでは?(できないのかな?)
と思いましたが、当選者リストと照合するということだったのですね。

中に入ると(ホールは2つあり、メインのステージがあるホールと、だだっ広い休憩所のような感じで、たこ焼きやビールやドリンクの売店と、募金やホワイトバンド等がポツ~ンとしたホール)、
RIZEの途中(名前しか知りませんでした)。結構爆音でPAにちょっとビックリ。
ステージ後ろと、左右に巨大スクリーンがありました。
これがあると知ってたら早めに行かなかったかもなぁ。

客席はブロック分けされていて、
自分のチケットに書いてあるブロック以外には入れないように、
警備員がブロックに入る度にチケットをチェック。
でも、あっしのチケットはEブロックと書いてあったのですが、
なぜか案内スタッフに「Aブロックです」と言われ、
それでAブロックの入口でチケットを見せると、
確認後「はいどうぞ」と、普通に通されました。
何の説明もないので、入場者が少なくてそうなったのか、
何かが変わってEブロックの人もAブロックに入れたのか、謎です
(何度出入りしても大丈夫だった)。
まーAブロックは前の方で、Eブロックは後ろの方だったので、不満はないですが。

▼ライヴ▼
RIZEのライヴは、青春って言うのか、カッコつけって言うのか
(向こうのハードコアバンドのマネしてるような)、
そんなMCが多く、これが可笑しく見えて可笑しく見えて…。
音楽的にはいわゆる商業的なミクスチャーで、 演奏は結構しっかりしていて、
MC以外は普通に聴いていられました。
そしてMCになると可笑しい!という感じでMCで結構楽しめました。
テンション高くて一生懸命なものは、どこかに楽しめる部分があるのかもと思ったり。

RIZE終わって、いったんホールから出て喫煙所でタバコすって
(会場から少し出た駐車場の前にありました。なんてことない柵が少し置いてあるだけ)、
戻ってライヴ見ようかと思ったら、
中からアコースティックな感じで甘~い声の男コーラスなバンドが聞こえてきて、
あ~これがアイドルバンド?McFLYなのかな?全くどうでもいいなと、入るのをやめて、
たこ焼き食ったり、ビール飲んだりして、
その次のGoodCharlotteってバンドが始まってから中に入りました
(ステージがあるホールに入る度に、荷物チェックと、チケットチェックがあるのが面倒でした。不正で入ってくる人がいるとは思えない雰囲気だったけど。混雑していないわりにその辺はキッチリカッチリでした。荷物チェックは軽いチェックでしたが)。

GoodCharlotteは、音楽的には、
POPなヨーロッパ系のハードロックというのか、なんというのか、
あっしは全く興味ない音楽でしたが、
このバンドは来日して日本語を覚えたのか勉強してきたのか、
MCで日本語を喋りたくってしょうがないようで、
もうただただ覚えた日本語並べて、日本好きですとか、東京ありがととか、
ギャーとかワーとか(これは日本語じゃないけど)
曲が終わる度に色々言いまくってて、お茶目で、
もうコミュケーションとりたくってしょうがないっていうのが伝わってきてよかったです。
RIZEもそうだったけど、こっちはこっちでMCが愉快で楽しめました。

段々お客さんが増えてきて、
次はドリカム。
見る前、ドリカムはちゃんと聴いたことはないけど嫌いではなく、
もしかしたらPOPSとしてよいのかもしれない???
もしかしたらライヴはイイッてこともあるのかもしれない???
と期待していたのですが、実際に見てみると、
テレビで見るのと、何ら何ら何ら変わりなく、全くテレビ画面を見ているようなライヴ。
ダンサーがいたり、旗を振ったり、華やかなのだけど(80年代ぽい)、
24時間テレビをそのまんま持ってきたような感じで、
これが日本のチャリティです!と見せつけられました…なんか悲しい。
でも、これがまたMCは可笑しい…!
「みんなありがとう」や「今日は何たら」等、
普通に喋る内容のことに、即興でメロディを付けて歌うのですが、
これがギャグにしか聞こえなくて可笑しくって、それが楽しめました。
売れ過ぎると感覚がマヒするのだろかと思ったり。

RIZE、GoodCharlotte、ドリカム、
この3つは、それぞれMCが強烈に面白かったです。
それぞれ全く違った面白さのMC。
そんな理由でのブッキングだったら凄いなぁ~と思ったり。

転換時にはスクリーンで、U2のボノのメッセージや、
アフリカの現状、G8のこと等が流れて、
ここでやっとこのイベントの主旨がわかる感じでした。

▼ビョーク▼
そしてビョーク!!
まず、弦楽器7人と、マトモス、ジーナ・パーキンス、が登場。
まさかマトモスとジーナ・パーキンスが来るとは思わず、ビックリでした
(それなら個人的には、中途半端に日本のバンドを出さないで、
マトモス、ジーナ・パーキンスSolo、がイベントに入っていたら嬉しかったなぁ)。
ヴェスパタインツアーと同じ編成ですねぇ。
『メダラ』を出して、既に次のアルバムを作ってると聞いていたので、
新機軸か、もしくは生身なライヴかと思っていたので意外でした(と、少し安心)。

「Pagan Poetry」のイントロが始まり、期待でドッキドキでしたが、
なっかなかビョーク本人が現れず、なぜかイントロのまま終わり、
ビョークとは関係ないBGM(CD)が流れ出し、
一体何があったのか?まさか終わりじゃないよね?
と、お客さん皆そわそわそわそわ。
※オーケストラの出演者の方の話を読むと、これは、
 スタンバイできていない状態で始まっちゃったということらしいです。

10分くらい?たって、やっとビョーク登場!
青系の、日本の着物に見えるような衣装で、目の周りは黒く塗られ、
瞼は白っぽく塗られた(目をつぶった時凄い顔になってました)、
なんとも不思議なメイクでした。

仕切りなおしで再び「Pagan Poetry」
(別の曲ではなく、再びこの曲ってことで、いかにドタバタしていたかが伝わるような)。
ストリングスが少し不安定な感じがしたり、
ビョークの歌も万全には感じられませんでしたが、
でもビョークが歌った瞬間、会場にビョークの世界が広がっていくというか、
そんでもって、グングン広がっていくような引き込まれていくような。
ビョークの一挙一動から目が離せないような空気に。やはり別格!
「All Is Full Of Love」
「Desired Constellation」
「Joga 」
「Hyper-Ballad」
(流れ的にゆったりした曲のみになるのかと思ったので、Hyper-balladにビックリ)
と続き、

そして、ここまでは感激しつつも、
ビョークファンの自分にしては割と冷静に見ていたのですが、
「Bachelorette」
個人的にこの曲は、聞き飽きて特に好きではなく、
イントロが始まった瞬間、少しがっかりしたのですが(やってほしい曲が沢山)、
ビョークの歌い出しで完全ノックアウトしました。
曲が終わるまで鳥肌が止まらず、ビリビリビリビリ痺れて、体温上がり、
ビョークの歌と声に込められたパワーをダイレクトに感じるような。
生ビョークならではの感覚。98年のフジロックを彷彿しました。

ライヴは続き、
「Generous Palmstroke」
この曲ではジーナ・パーキンスがキラキラ!
低い音をブーンと鳴らし高音を弾きまくるような、
熱も氷も全て知ってるみたいな?美しさとノイジーを併せたハープ。さすが!
そしてラストは「It's In Our Hands」(soft pink truth MIXだそうです)
アレンジが元とは全然違って、
正直、ヴェスパタインツアーのDVDに入っているヴァージョン(大好き)の方が、
良い気がしましたが、
既に脳がフラフラクラクラしてるような状態で、
もうビョークがそこで歌っているっていうだけで幸せって、
まるっきり盲目のファン状態でした。

早くから決まっていたライヴではなく、単独ライヴでもなく、
リハや準備不足だったろうと思うし(ツアーから大分経つし)、
バンドとしても、ビョークの歌も、
万全の状態で伸び伸びと貫禄のライヴといったものでは
なかった気がしますが、それでもビョークの歌は凄い。

98年のフジロックで見た時にも感じたけど、
ビョークが曲のサビやクライマックスで声を張り上げる時、
声が客席に突き刺さってくるような、
個人にダイレクトに声が飛んでくるような、
説明できないけど何かそんな凄みを感じます。
これをまた味わえたということで大満足でした。
表現力や歌のスケールや音の面白さや動きや表情もあるけど、
やっぱビョークの歌の力は凄い。別格。

あと、ドリカムとビョークが続けて出たことで、
ドリカムがビョークの引き立て役になったような。音楽性がどうとかじゃなく、
枠のある小さな箱の中でのライヴと、限りのない大自然の中でのライヴみたいな、
スケールと、歌からの広がりの圧倒的な違い。


イベント全体的には、確実に客を呼べる人の中でも、
日本人として誇れるような、海外のマネを
あまり感じさせないライヴをやるかもしれない人に出て欲しかったなぁ。
ビョーク好きに&海外の人に、えっ凄いんじゃん!って思わせられるかもな人。
見たことないけど井上陽水とか中島みゆきとか。
こっことか。エレカシとか。
それくらいしか思いつかないけど…

ドタバタでわからないことだらけの変なイベントだったけど、
それなりに楽しみ、ビョークがトリではないので、帰りの混雑もなく、
この順番は混まなくていいなぁと思いつつ、
ホワイトバンド2つ買ってヨーコちゃんとゆったり帰りました。

▼あとと▼
今、AOLで見られるLIVE8の他の国での映像が見られたので
(今ってこんなことができるのですねぇ~)。
ロンドンを見てみたら、Annie Lenoxがかっこよくてびっくり。
ずっと前に何かでライヴ映像見たことあるけど、
これは大音量で聴いたら迫力ありそう。
シンセがショボイけど、黒人コーラスと本人の歌がパワーあって、
高揚していく感じがツボでした。

▼おまけ▼
無断リンクですが、漫画でのこのイベントのレポという素敵なものがありました!
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by uroco69 | 2005-07-04 22:46 | ・ライヴレポ