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大竹伸朗「既にそこにあるもの」(ちくま文庫)

こないだ代官山の駅前の本屋
(店に入るとハードコアがかかっていて、次には、
ガギョーッバボボボプピ~って純粋なノイズが流れてびっくり。

店員を見ると、頭にタオル巻いてハードコアのTシャツ着てました)で、
大竹伸朗さんのエッセイ集の総括
既にそこにあるもの」(ちくま文庫 1300円)
を買い、電車の移動時に少しずつ読んでます。

大竹さんのエッセイをまとめて読んだのは初めて。かなり面白い♪





若い頃に北海道の農場で働いたり、穴掘りの過酷なバイト、ロンドンでの話、
ゴミへの熱い話、EYEさんとのパズルパンクスの話、などなど。

特に面白かったのは、
写真のコンテストで落選した何千通の作品に目を通して
何個か、よいものを選ぶという仕事の話。
祭りか何かの受付のテントを撮った写真、全くのピンボケ、
と思いきや、テントの向こうにかすかに見える樹々には、
くっきりピントが合っているではないか!何が言いたいのだ…
→「美は選外にあり」 より

あと、雑誌のインタビューで、パンクな人だと思われ、
勝手に発言の合間に「バカヤロー!」「ぶっ殺すぞ!」等を入れられて迷惑だという話。
→「妊娠するって本当ですか?」 より

面白さも熱い内容も大ヒットしました

読むと、動きたい!作りたい!何かしたい!って思わせられる本です。
そして、この本のあとがきの大竹さんの文、
「(略)最終的にそれを突破するのは結局『熱い思い』であると僕は信じている。
どんなに笑われようとそう信じているのだ」
という文に痛く感動しました。涙。
いつもこれを胸に動きたいなぁ。
by uroco69 | 2005-07-22 23:21 | ・映画/本/美術/TV